記事公開:2017年06月08日 記事更新:2019年02月05日
※タイで市販されているドライアイ用目薬の情報をあらたに追記しました。
ここ数年「ドライアイ」の症状に悩まされている私。長年コンタクトレンズを使用してきたことに加え、タイに来てからエアコンの風に年中当たっていることも影響しているように感じています。
今回は「タイで出来るドライアイ対策」と題して、タイ在住の私が日常的に行っているドライアイ対策をご紹介します。
冷房を多用する生活=ドライアイの大敵
涙の分泌量が減ったり、涙の質が低下することにより、目の表面を潤す力が低下してしまう「ドライアイ」。
ドライアイの要因にはさまざまなことが挙げられますが、エアコンが効きすぎた場所や送風が直撃するところで長時間過ごすことで、目の乾きが促進されてしまうことも症状悪化の原因と考えられているのだとか。タイで生活しているとエアコンが効いた室内で過ごさなくてはいけないことがどうしても多くなってしまいますよね。エアコンと聞くと、身体の冷えを一番に心配しがちですが、ドライアイ持ちの場合は目についても注意が必要なのだそうです。
私おすすめの市販の目薬
慢性疾患のドライアイ。完治が難しく、症状をコントロールしながら付き合っていかなくてはいけないということで、私の場合、普段は市販のドライアイ用目薬を使用して症状を緩和しています(ただし、症状が重くなってきた場合は他の目の病気が心配ですし、迷わず眼科へ行くようにしています)。
これまで色々と試してきたなかで私の一番のおすすめは、アメリカの通販サイト「iHerb」で購入できるSimilasanの目薬。使い捨てタイプということと、非常に穏やかな使い心地が気に入っているのですが、1箱に20本しか入っていないのですぐに使い切ってしまうんです。送料がかかるし、他に注文したいものがあることやiHerbの送付重量制限が厳しいことを考えると、常にこれを使い続けるのは難しいんですよね・・。
というわけで、最近はバンコクの街中の薬局で簡単に手に入る、アルコン社の「Tears Naturale Free Lubricant Eye Drops」を日常的に使っています。
防腐剤不使用の使い捨てタイプということで、タイで市販されているドライアイ用の目薬のなかでは比較的穏やかなものなのではないかと思います(眼科でドライアイの診断が下った際にもこの目薬が処方されたことがあります)。
なお、薬剤師さんから英語やタイ語で説明を聞くのはちょっと不安という方には、日本語対応薬局の「ブレズ薬局」さんが便利かと思います。ドライアイというと色々相談に乗ってくれますし、以前利用した際には日本製のドライアイ用目薬も置いてありました。日本語で薬の説明を聞くことができると安心感が違いますからね。
タイ、バンコク中心地にて日本人通訳常駐の薬局を2店舗運営中!ブレズ薬局【BLEZ PHARMACY】
目を温める
目薬以外の対処法としてもうひとつ、私が日常的に行っているのが「目を温める」こと。
まぶたの縁には「マイボーム腺」というものがあり、皮脂を分泌することで通常は涙の蒸発を防いでくれているのだそうですが、加齢によってマイボーム腺は詰まりやすくなってしまうそうなんです。目を10分程度温めることで、マイボーム腺の詰まりを軽減し、ドライアイの症状を少しは楽にできるという説を聞いて以来、PC作業の合間には意識的に目を温めるようにしています。
そ私が使っているのは「HERS」というアロマアクセサリーブランドのアイパッド。電子レンジで1分半ほど温めてから目の上に乗せて使います。肩に乗せるタイプと一緒に使っているのですが、これで10~15分温めるだけで全然違いますよ~。
私はこの商品を年2回開催される「スタイルフェア(旧ギフトフェア)」で見つけてきたのですが、似たような商品が巷で売られているのをよく見かけます。ドライアイにかぎらず、目の疲労感などにお悩みの方にもおすすめのアイケアグッズです。
2019/02/05追記 市販のドライアイ用目薬の情報を追記
記事公開時から1年以上経過していますので情報を少し追記しておきます。相変わらずドライアイの症状に悩まされているのですが、最近は写真の「vislube」というドライアイ用目薬を使っています。
前回ご紹介しているアルコン社の目薬同様、防腐剤の入っていない使い切りタイプです。20本入りで450バーツほど。ヒアルロン酸が入っており、穏やかに目を潤してくれます(最近受診したスクンビット病院の眼科でも同じものが処方されました)。
ドライアイとの闘いは続く・・
以上、タイで出来るドライアイ対策についてまとめてみました。
一説によれば、ドライアイは日本人の6人に1人が悩まされているのだとか。今すぐ視力が低下する等といった重い病気ではないですが、じみ~に辛い慢性病なんですよね・・。劇的に改善される治療薬や治療方法が早く出来ないもんかしら?と願うばかりです。
ちなみに、ドライアイだと思い込んでいたら実は違う病気だったとか、メガネやコンタクトレンズの度数が合っていないなんてことも稀にあるようです。目の痛みや不快感を覚えたら、まずは出来るだけ早期に眼科を受診されることをおすすめします。