タイ・バンコク移住ダイアリー

タイ・バンコクへの移住のあれこれ、バンコク生活について

タイの学校のいじめについて


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先日、バンコクに移住をしてこられた日本人のお母さまたちを集めた教育座談会に参加させていただきました。

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学校、子どもの外国語習得の話等、座談会はさまざまな話題で盛り上がったのですが、個人的に特に印象的だったのがいじめについての話題でした。

 

 タイの学校にいじめはある?

先日、バンコクで元参議院議員田村耕太郎氏が教育講演を行い、講演会の様子については下記記事に書かせていただきました。

bangkoklife.hatenablog.com

 

実はこの講演会のあとに上記の座談会があり、田村氏や参加者の皆さんと意見交換をさせていただいたのですが、田村氏から出た質問のひとつに「タイの学校でいじめの話は聞きますか?」というものがありました。

 

日本は、というと、2015年度に全国の小中高校などが認知したいじめの数が22万4540件にのぼり、1985年度の調査開始以来最多だったとして、昨年は大きな話題になりました(2016年10月発表・文科省「問題行動調査」より)。日本の子どものいじめは陰湿だとか、最近はLINEを使ったいじめが酷いとか、海外に住んでいても日本のいじめについていろいろと耳にする機会は多いのが実情。

 

では、タイの学校のいじめはどうですか?と聞かれると、自分の子どもの周りのことしかわからないのが正直なところだったのですが、今回の座談会に参加された皆さんは全員「いじめはあります」とおっしゃっていました。ただ、日本とは事情が少し違うようです。

 

いじめが放置されない環境

 今回参加された方々は全員が日本人学校以外の学校、インター校やタイの私立校にお子さんを通わせている方だったのですが、どの方もお子さんの学校では「いじめはあるにはあるけど、放置されることはない」と断言しておられました。

 

ある方のお子さんの学校では、いじめが発覚したらいじめっ子のクラス替えをしたり、学校がまずは積極的に介入しますよ、というお話でした。これはその方以外の方も皆さんが同意しておられ、どの学校でも問題が発生したら即対応が基本では?という話でした。間違っても「もう少し様子を見ましょう」といった対応にはならないですよね、ということで意見が一致したのでした。

 

また、これは私の意見なのですが、当事者以外の保護者・生徒からの指摘ですぐに学校で発生した問題が発覚するという面があるように思います(いじめに限らず)。特にタイ人保護者に顕著ですが、おかしなことを見かけたり耳にしたら見過ごさない、という人が結構な割合でいるように思います。また、これもタイ人に顕著だなと思うのですが、女の子は学校の出来事をなんでも親に話しますね(笑)。えっ?何で知ってんの?っていうことを女の子の保護者から言われたりします。

 

先週こんなことがありました

先週の話なのですが、私が息子を迎えに学校に行ったところ、息子のクラスメートのAくんが私を見るなり駆け寄ってきて、「B(息子)が上級生に殴られたよ」と教えてくれました。「えっ?殴られた??誰に??」とAくんに確認していると息子が登場。2人から話を詳しく聞くと、サッカーコートの取り合いで上級生と下級生が口論になり、息子の同級生のCくんが悪い言葉を上級生に投げかけたのに上級生が興奮、Cくんに殴りかかろうとした腕が誤って息子の顔に当たったということなのでした。

たまたま息子の担任がこの事件を目撃しており、すぐさま教員室に全員連れていかれ、上級生は泣きながら息子に謝罪。息子も上級生のパンチを自分の手で防御できていたため、幸いなことに怪我もなく、一件落着かと思われたのですが・・。

 

その日の夜、別の同級生Dくんのお母さんからLINEが。うちの息子が殴られたとDくんから聞いてわざわざ連絡をくれたのですが、「上級生の親に私が文句言ってあげる!」という話(笑)。ありがたいお話なのですが、子どもたちは双方和解しているし、相手の親に言うつもりはないんだよねー、と返したところ、「いやいや、子どものやったことは親に知らせておかないといけない!」というので、「じゃあ次回同じことがあったら私が必ず自分で相手の親に言うから」と話し、なんとか納得してもらいました。

 

実はこういう連絡が来たのはこれまで1回や2回ではありません。我が家の場合、息子ということもあって、「今日学校どうだった?」と聞いても詳細を教えてくれなかったり、忘れている(?)ことも多いので、子どもの行いや学校での出来事を第三者から聞く機会があるのは非常に助かります。特にこれから思春期を迎え、母親に日々の詳細を話すことはますます減っていくだろうと思っているので、他の保護者とのコミュニケーションは今後も大事にしたいと思っています。

 

まあ、こんなわけで、いじめやからかいはあるものの、深刻化する前に表沙汰になることが多く、一旦明らかになったからには見過ごされることが少ない、というのがタイの学校のいじめについての実情かな?と感じています。また、インター校の場合は特にですが、お互いの肌の色、母国語、何もかもがお互い違って当たり前な環境なので、何かの差異が原因でいじめに発展するというケース自体が日本と比べると圧倒的に少ないのかもしれません。

 

 

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